冬の旬野菜といえば、
蓮根やサツマイモ、ほうれん草、チンゲン菜、大根、白菜、かぶ・・・
沢山ありますよね。
これら冬野菜には、ビタミンAやビタミンCが多く含まれますが、
ビタミンAはウイルスの侵入を防ぐ働きが。
ビタミンCにはウイルスに対する抵抗力を高める働きを持っています。
この時期の流行といえば「インフルエンザ」が代表的ですよね。
冬野菜には、このインフルエンザに対する予防効果が抜群なんです。
ビタミンAは粘膜形成に欠かせません。
不足すると、鼻・喉の粘膜の乾燥に繋がりウイルスが侵入しやすくなります。
ビタミンAの野菜を選ぶ際は、緑黄色野菜がポイントです。
例えばほうれん草やブロッコリー、小松菜、ニラ、チンゲン菜など。
またビタミンAは脂溶性のため、油に溶けた状態のほうが、
効果的に吸収率を高めます。
例えば生のまま食べると10%の吸収率ですが、
ゆでると47%、油で炒めると80%の吸収率になるんです!
ですので緑黄色野菜は油で炒め、効率よく吸収しましょう。
そしてビタミンCは、ビタミンAと共に摂ることをおススメします。
侵入を予防しきれないウイルスに対し、ビタミンCが効果的に働きます。
ただしビタミンCには弱点が。
ビタミンCは熱に弱く、水で流れ出てしまうという特質があるため、
調理をせず、皮をむいてそのまま食べられる「果物」が一番効率よく吸収できるそうです。
旬の果物といえば、やっぱりミカンや苺が手に入れやすいのではないでしょうか。
この時期果物は欠かさずストックしておきたいですね。
勿論助六でも旬の食材や果物を積極的に取り入れておりますので、
風邪予防抜群です!
家庭でも是非冬野菜と果物を積極的に取り入れましょう。
和食を楽しむ料亭の女将は鍋料理に冬野菜を沢山入れます。