大垣の料亭助六のちかげ女将です。
新学期の季節です。
入学式に保護者として行かれる方はいらっしゃいますでしょうか?
近年、お子様の入学式に着物を着て行く方が増えているそうです。
そこで、失敗しない着物の選び方をご紹介致します。
訪問着・付け下げ・色無地を選びましょう。
①訪問着や付け下げ
紋のある無しに関わらず着ることができます。
紋が付いていると格が高くなるので、世話人や代表者は紋のある着物を。
模様は、肩や袖にひと柄くらいのあっさりとしたものやぼかしの入った上品なものがオススメ。
ひかえめなものがふさわしく、派手な大模様は向きません。
色は薄色か古代色などの落ち着いた色が良いでしょう。
帯は品格のある装いを。
袋帯か織りの名古屋帯などが好ましいです。
②色無地
一つ紋、または三つ紋が入ったものを着用しましょう。
羽織を着用する場合は、色無地の着物に合わせた色のものを選ぶこと。
羽織は体育館などでも脱がずに着用していることができますよ。
色は、控えめな色調を。
帯や草履、バッグ等の小物で華やかさを出しましょう。
お子様の入学式は、ご両親にとっても一生の記念になる晴れの舞台です。
着物で参加された際には、周りの方にきっと一目置かれるでしょう。
料亭の女将は入学式に着物姿で子供の門出を祝う。