大垣の料亭助六のちかげ女将です。
わたしが最近気になる食べ物について。
それは、卯の花です。
卯の花は健康にとても良いのです。
そして、名前のセンスが良い。
どんな風にって?
まず、食物繊維の量が優れていることです。
なんと食物繊維が豊富として代表されるごぼうの二倍もあるんですよ。
また、カルシウムとタンパク質を多く含んでいます。
よって、大腸がんの予防にはもってこいのお料理なのです。
また、比較的安く手に入りますしカロリーも低い。
そして、「卯の花」という名前の由来に注目。
おからがどうして卯の花と呼ばれるのでしょうか。
①春に白い小さな花を咲かせる「卯の花」に似ているから。
おからとは、豆腐を作る際に、豆乳をとった後の搾りかすですね。
この搾りかすをほぐした時の様子が「卯の花」にそっくりなんだとか。
②忌み言葉を縁起の良い言葉に変えたから。
おから→「お空」
空(カラ)に通じて縁起が悪いとされたため、
↓
有(ウ)と「卯の花」をかけたとされるそうです。
料亭の女将の食卓にはいつも卯の花があります。