日本酒は、米・麹・水を主な原料とする清酒を指します。
白米を蒸して麹と米を加え、発酵・熟成させて作る飲み物で、
日本特有の製法で造られ、
醸造酒に分類されます。
日本酒は、料理の調味料としても用いられるだけでなく、
百薬の長とも呼ばれており、
適量の飲酒を心掛けていれば、
非常に健康に良いとも言われています。
全国では、さまざまな種類の酒が製造されており、
各地で地酒として、特色ある酒が流通しています。
日本酒の原酒のアルコール度数は、
実は世界の醸造酒の中で、最も高く、
22~23度にもなります。
そのため、市販の日本酒は、
水で15度前後まで薄められたものが、一般的となっています。
以前は一級、二級などの等級制度がありましたが、
現在は廃止され、
原料や製法により、色々な種類に分けられています。
日本酒の種類は9種類で、
「本醸造酒」「純米酒」「特別醸造酒」「特別純米酒」
「吟醸酒」「純米吟醸酒」「大吟醸酒」
「純米大吟醸」「普通酒」に分かれています。
そしてこの中で二つに代別すると、
「本醸造」「純米」となります。
純米とは、米と米麹のみで作られたお酒です。
ちなみに米麹とはカビの一種。
米麹がアルコールを作る原料で、
人体に害のないカビです。
もう一方は、米、米麹に、
醸造アルコールを加えています。
純米酒は濃い口/甘め、
本醸造酒は薄口/辛め
という傾向があります。
精米歩合等でも大きく違いが出ますので、
飲み比べながらお好みを見つけるのも楽しいですよ。
助六では、豊富な日本酒をお取り扱いしております。
是非ごゆっくりと、お食事と共にお楽しみ下さいませ。
和食を楽しむ料亭の女将は、日本酒をじっくりと飲み比べます。